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宮城県教育ニュース

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規則正しい生活と成績との関係について

2007年4月に実施された全国学力・学習状況調査の県内分の結果から、朝食をしっかり食べるなど規則正しい生活をしている小中学生ほど成績が良かったことが県教委の分析で分かった。

 同調査は県内では、小学6年生20910人と中学3年20767人が対象となり、国語と算数(または数学)の2科目のテストを行い、同時に生活習慣についてアンケートを行っていた。

 県教委の分析によると、小学生で朝食を「よく食べている」と答えた児童は、国語Aの正答率が81・7%だったのに対し、「全く食べていない」という児童は69・4%。算数Aでも「よく食べている」児童は82・1%だったが、「全く食べていない」児童は66・8%と10ポイント以上の差が出た。中学生でもほぼ同じような結果だった。

 また小学生の国語Aと算数Aでは「規則正しく起床している」という児童の正答率は8割超だったのに対し「全くしていない」は7割弱、「規則正しく就寝している」と答えた児童の正答率も8割強だったのに対し「全くしていない」はやはり7割程度となった。

 他にも「テレビゲーム・インターネットは1日1時間未満」と答えた小学生は、
「3~4時間」の小学生より、いずれの教科も正答率が5ポイント程度高く、中学生でも同じような傾向が表れた。